画像診断科のご案内

当動物病院の画像診断科では、最新の医療機器を駆使して、より正確な診断と適切な治療を提供しています。
CT、エコー、レントゲンなどの画像診断機器を活用し、患者さまの状態を詳細に把握することができます。
これにより、これまでは見落とされていた病変の発見や、適切な治療法の選択が可能になります。
当院では、動物の画像診断に特化した会社「AIS(Animals Imaging Service)」と連携し、質の高い画像診断を可能にしています。

CTとは

CTは、X線を使って体内の断面画像を撮影する検査方法です。従来のレントゲン検査と比べ、より詳細な情報が得られるため、正確な診断が可能です。CTの大きなメリットは、体内の状態を立体的に把握できることです。これにより、複雑な骨折や脳疾患などの診断に威力を発揮します。一方で、CTは被ばく線量が高いというデメリットもあります。そのため、当院では患者さまの状態に合わせて、適切な検査方法を選択しています。

適用例

CTは、骨折、腫瘍、内臓の異常など、様々な疾患の診断に活用されています。特に、複雑な骨折の場合、CTを使うことで、骨の位置関係や骨折の状態を詳細に把握することができ、適切な治療方針の立案につながります。また、脳疾患の診断においても、CTは重要な役割を果たします。脳腫瘍や脳出血などの病変を早期に発見し、迅速な治療につなげることができます。

画像診断機器による特徴

当院では、CT、エコー、レントゲンといった様々な画像診断機器を活用しています。それぞれの特徴は以下の通りです。

・CT: 体内の断面画像を撮影し、詳細な情報を得られる。
・エコー: 超音波を使って体内の様子を観察できる。非侵襲的で安全。
・レントゲン: 簡単に撮影できるが、詳細な情報は得づらい

これらの機器を適切に使い分け、患者さまの状態に合わせた最適な検査を行うことで、より正確な診断と適切な治療につなげています。

当院CT装置の特徴

・当院CTでは、AIを活用した最新の画像処理技術を搭載しています。X線の被ばくを83%抑えたやさしい検査が可能です。

・CT検査では、レントゲン検査では検出できない小さな病変やしこりをみつけたり、その広がりを調べることができます。また細かな骨の多い骨盤や足先・手先などの骨折の診断、椎間板ヘルニアの診断を行うことができます。

・検査は短時間の麻酔をかけて行います。

・精密な検査とわかりやすい説明を心がけていますが、ご不明な点がありましたら、スタッフにお声がけください。